至は大阪芸大卒業後、聴講生として東京芸大で絵画組織を学び、自分の描きたい絵画を追求。1990年代中期以降は発表をやめ、2014年逝去の時まで、絵具やマチエールの研究、自分の描きたい絵画芸術を探求、ほぼ30年間作品を発表されなかった。没後10年の節目となる2024年「知られざるモダニスト 寺田 至展」全国巡回展を開催中。
手法のミックステンペラはマチエールや絵の具にこだわりを持つ寺田至が考え抜いた独自の手法。