鈴木一世 Iseei Suzuki

composite 27

2024

Painting

H41 × W27.3 × D4 cm

AaP/roidworksgallery

Detail
SECTION:
Galleries
BOOTH:
E23

Artist Profile

2001年生まれの次世代・現代アーティスト。
鈴木の作品は普段の生活の中で、無意識に自然と生まれてくる形、
そしてその形を「色の三原色」を多用して描く独特な感性によって成立している。
一見するとおどろおどろしい生き物のようなものが描かれているが、
どこかユーモラスで愛らしさを感じてしまうのは単に形の面白さや色彩の豊かさによるものだけでなく、
鈴木が無意識にいつのまにか自分の心の中に誕生させた自身を描いているからである。

高校在学中の2018年に仙台で初個展、翌年には東京・京橋でも個展を開催。
秋にはサッカーJリーグのベガルタ仙台とのコラボ企画によるサッカースタジアム内での個展を実現させ、
その全てで展示作品が完売している。
また、企業や人気アーティストとのコラボレーションした制作も少なくない。
このように、すでに美術界で注目される存在として活躍しているが、
そのほとんどが独学によるものだという事実には驚かされる。

鈴木が憧れる奈良美智や加藤泉、フランシス・ベーコン、エリック・パーカーに少なからず影響は受けるも、
あくまでも独自性を貫き、絵具そのものの美しさ、そしてアクリル絵具のポップさや油彩の重厚感を意識的に取り入れてきた。
そしてそのマテリアルから生み出される「自然の象徴」である曲線が創り出す有機的なモチーフ、
特に多くの作品に登場する「目」は彼の心の中の世界と外界をつなぐ一種のタイムトンネルであり、
未来を見続ける彼の視線を表しているかのようである。

世界が困難に立ち向かい新しい時代を迎えるとき、
西洋と東洋、芸術と反芸術、大衆芸術とアンダーグラウンドを組み合わせて
既存の芸術に黄色人種芸術を組み合わせたyellow mixtureというスタイルを確立した彼が、
日本美術界に大きな刺激を与えてくれるだろう。


主な個展
2018 個展「PRE」/瀬戸勝ビル(仙台・宮城県)
2019 個展「SYMBOL」/瀬戸勝ビル(仙台・宮城県)
個展「BRAINWASHING」/ Gallery b・Tokyo(京橋・東京)
個展VEGALTA SENDAI25thxISSEI SUZUKI EXHIBITION / 仙台ユアテックスタジアム(仙台・宮城県)
2020 個展 / Gallery b・Tokyoにて8月31日~9月5日開催予定(京橋・東京)
個展/MDP Galleryにて9月開催予定(中目黒・東京)
その他
2019 Monkey MajikのBlaise Plantの醸造によるファーストワインのラベルデザイン担当
2020 BSフジ『 ブレイク前夜 ~次世代の芸術家たち~』に最年少で出演。
ARABAKI ROCK FES.20 グッズコラボ(2021年4月に延期)

AaP/roidworksgallery

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E23