敦煌藝術中心(敦煌アートセンター)
1983年、画家・洪平濤は、中堅・若手アーティストに発表の場を提供することを目的に、経営者・プロモーターとして敦煌アートセンターを創設した。台湾経済が大きく発展した1980年代、そして文化が多様に花開いた1990年代を歩みながら、同センターは芸術産業の運営に尽力するとともに、「敦煌学苑」を開設。民間としては先駆的に美術研究および鑑賞講座を開催し、芸術鑑賞の新たな潮流を生み出した。また、『敦煌藝訊』の発行、オンライン・アートオークションの開設など、時代に先駆けた活動も展開してきた。
さらに、美術史的視点から中国油画史および現代水墨史の整理に取り組み、時代の混乱の中で埋もれていた優れた芸術家を再評価してきた。敦煌アートセンターの紹介を通じてアジアのアートマーケットで再び注目を集めた作家には、余本、沙耆、李青萍、胡善餘、賈又福などがいる。また、現代水墨・書の分野においても、張大千、江兆申、周澄、李義弘、李安成、劉國松、楚歌、蔣勳、席慕容、李蕭錕、小魚など、多くの作家の紹介・普及に努めてきた。
40年近いアートマーケットにおける経験を通じ、敦煌アートセンターは各国の文化的差異や市場の特性を深く理解し、国際的な文化交流の距離を縮めてきた。今後も台湾の優れたアーティストを国際舞台へと紹介し、東洋文化と世界との対話および相互的な影響を、芸術の領域においてさらに広げていくことを目指している。
沿革
1987年 「敦煌学苑」を開設し、7〜8年にわたり美術講座を継続開催。
1991年 敦煌アートセンターを台北市忠孝東路一段へ移転(善導寺近くの地下スペース)。
1992年 台中敦煌アートセンターを設立。
1997年 高雄敦煌アートセンターを設立。
1998年 新竹敦煌アートセンターを設立。
1998年 台湾画廊協会理事長に就任。
1999年 敦煌アートネットを開設。
1999年 台湾画廊協会の会員を率い、北京および上海の国際アートフェアに初参加。
1999年 台北国際アートフェア開催時、九二一大地震を受けて「九二一アートチャリティーオークション」を特別開催。作家からの作品寄贈とコレクターの積極的な参加により、700万台湾ドル以上を募り、全額を慈済基金会へ寄付し、文化芸術施設の再建事業に充てた。
2000年 台北国際アートフェアにて「驚世創意」をテーマに掲げ、純粋芸術と生活美学を初めて融合。あわせて、新世代アーティストが大型アートフェアにおいて発信する場を得る契機となった。
2006年 上海敦煌アートセンターを設立。
2011年 台北敦煌アートセンターを台北市富錦街91号へ移転。
Exhibitor Information
敦煌藝術中心(敦煌アートセンター)
- Address
- 〒105 台湾 台北市松山区富錦街91号
- contact@cavesart.com
- Website
- http://www.cavesart.com/





