Gallery YUKIKO NAKAJIMA

1974 三重県に生まれる
1995 大阪芸術大学美術学科卒業
1998 大阪芸術大学美術専攻科卒業

【 Award 】

2025年、FACE展2025 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2024年、FACE展2024 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2023年、FACE展2023 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2022年、第40回上野の森美術館大賞展入選、第３回タガワアートビエンナーレ入選

1974 三重県に生まれる
1995 大阪芸術大学美術学科卒業
1998 大阪芸術大学美術専攻科卒業

【 Award 】

2025年、FACE展2025 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2024年、FACE展2024 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2023年、FACE展2023 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2022年、第40回上野の森美術館大賞展入選、第３回タガワアートビエンナーレ入選

1974 三重県に生まれる
1995 大阪芸術大学美術学科卒業
1998 大阪芸術大学美術専攻科卒業

【 Award 】

2025年、FACE展2025 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2024年、FACE展2024 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2023年、FACE展2023 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2022年、第40回上野の森美術館大賞展入選、第３回タガワアートビエンナーレ入選

1974 三重県に生まれる
1995 大阪芸術大学美術学科卒業
1998 大阪芸術大学美術専攻科卒業

【 Award 】

2025年、FACE展2025 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2024年、FACE展2024 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2023年、FACE展2023 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2022年、第40回上野の森美術館大賞展入選、第３回タガワアートビエンナーレ入選

1974 三重県に生まれる
1995 大阪芸術大学美術学科卒業
1998 大阪芸術大学美術専攻科卒業

【 Award 】

2025年、FACE展2025 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2024年、FACE展2024 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2023年、FACE展2023 損保ジャパン日本興亜美術賞展入選
2022年、第40回上野の森美術館大賞展入選、第３回タガワアートビエンナーレ入選

1972 京都府生まれ
1996 京都市立芸術大学美術学部美術学科油画専攻卒業
1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
2013〜 大阪教育大学教養学科芸術講座　准教授

【 Award 】

1997 　京都市立芸術大学作品展「華楊賞」
2008 　第23回ホルベイン・スカラシップ
2010 　とよた美術展2010　入選
　　　 公募・京都芸術センター2010／審査員＝河瀬直美 入選、プラン採用
　　　 財団法人朝日新聞文化財団　助成　「見えていた風景 —記憶の森—
2010 　京都芸術センター制作室支援事業
2011 　京都芸術センター制作室支援事業
2012 　京都芸術センター制作室支援事業
　　　 黄金町バザール2012　入選、プラン採用
2013 　京都芸術センター制作室支援事業

1972 京都府生まれ
1996 京都市立芸術大学美術学部美術学科油画専攻卒業
1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
2013〜 大阪教育大学教養学科芸術講座　准教授

【 Award 】

1997 　京都市立芸術大学作品展「華楊賞」
2008 　第23回ホルベイン・スカラシップ
2010 　とよた美術展2010　入選
　　　 公募・京都芸術センター2010／審査員＝河瀬直美 入選、プラン採用
　　　 財団法人朝日新聞文化財団　助成　「見えていた風景 —記憶の森—
2010 　京都芸術センター制作室支援事業
2011 　京都芸術センター制作室支援事業
2012 　京都芸術センター制作室支援事業
　　　 黄金町バザール2012　入選、プラン採用
2013 　京都芸術センター制作室支援事業

1972 京都府生まれ
1996 京都市立芸術大学美術学部美術学科油画専攻卒業
1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
2013〜 大阪教育大学教養学科芸術講座　准教授

【 Award 】

1997 　京都市立芸術大学作品展「華楊賞」
2008 　第23回ホルベイン・スカラシップ
2010 　とよた美術展2010　入選
　　　 公募・京都芸術センター2010／審査員＝河瀬直美 入選、プラン採用
　　　 財団法人朝日新聞文化財団　助成　「見えていた風景 —記憶の森—
2010 　京都芸術センター制作室支援事業
2011 　京都芸術センター制作室支援事業
2012 　京都芸術センター制作室支援事業
　　　 黄金町バザール2012　入選、プラン採用
2013 　京都芸術センター制作室支援事業

1972 京都府生まれ
1996 京都市立芸術大学美術学部美術学科油画専攻卒業
1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
2013〜 大阪教育大学教養学科芸術講座　准教授

【 Award 】

1997 　京都市立芸術大学作品展「華楊賞」
2008 　第23回ホルベイン・スカラシップ
2010 　とよた美術展2010　入選
　　　 公募・京都芸術センター2010／審査員＝河瀬直美 入選、プラン採用
　　　 財団法人朝日新聞文化財団　助成　「見えていた風景 —記憶の森—
2010 　京都芸術センター制作室支援事業
2011 　京都芸術センター制作室支援事業
2012 　京都芸術センター制作室支援事業
　　　 黄金町バザール2012　入選、プラン採用
2013 　京都芸術センター制作室支援事業

1972 京都府生まれ
1996 京都市立芸術大学美術学部美術学科油画専攻卒業
1998 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了
2013〜 大阪教育大学教養学科芸術講座　准教授

【 Award 】

1997 　京都市立芸術大学作品展「華楊賞」
2008 　第23回ホルベイン・スカラシップ
2010 　とよた美術展2010　入選
　　　 公募・京都芸術センター2010／審査員＝河瀬直美 入選、プラン採用
　　　 財団法人朝日新聞文化財団　助成　「見えていた風景 —記憶の森—
2010 　京都芸術センター制作室支援事業
2011 　京都芸術センター制作室支援事業
2012 　京都芸術センター制作室支援事業
　　　 黄金町バザール2012　入選、プラン採用
2013 　京都芸術センター制作室支援事業

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1971 横浜生まれ
1994 東京造形大学卒業
2003 第17回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2005 第12回ADSP入選

【 Award 】

2003 「GEISAI-4」東京FM スカウト賞2005
2004 「第23回グラフィックアート『ひとつぼ展』」　グランプリ
2008 「CREATORS MARKET vol.18」セレクトブース作品賞

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国

1978　東京生まれ
2002　大学卒業後渡英
2002-2007　英国滞在
2006　オランダ、アムステルダムにて半年間の滞在制作
2008　アメリカ、バークレーにて５ヶ月間の滞在制作
2008-2009　フランス、パリにて1年2ヶ月間の滞在制作
2009　アイスランド、ホフサスにて１ヶ月間の滞在制作
2011　デンマーク、コペンハーゲンにて３ヶ月間の滞在制作
2011　5月より武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻にて非常勤講師として勤務
2012　フィンランド、タンミサーリ（エケネス）にて２ヶ月間の滞在制作
2012　SNAP 2012 第２回国際版画シンポジウム（ライネ、ドイツ）に招聘され講演を行う
2013　ドイツ、ライネにて１ヶ月半の滞在制作
2013-14　第２回国際木版画会議のサテライトで行われるレジデンス・ディレクターミーテングのアドバイザーとして参加
学歴
2002　武蔵野美術大学 造形学部油絵学科（版画専攻）卒業
2005　ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン、英国）修士課程版画科修了
　　　　アーティスト・イン・レジデンス（滞在制作）
2006　Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ
2008　Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009　Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009　BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011　The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012　Pro Artibus / タンミサーリ、フィンランド
2013　Kloster Bentlage / ライネ、ドイツ

私にとって版画とは「見る」ことの１つの方法であり、探求すべき可能性を秘めたジャンルの一つです。特に木版画は木を彫る、紙に摺ると言うとても単純でありながら、浮世絵に見られるように高度の技術、多彩な表現までを受容し、世界に日本の版画の名を知らしめています。しかし、世界において日本版画の高い技術は知られていながらも、一般的には浮世絵のイメージが強く、かなり偏った考えを持たれています。私は浮世絵の伝統的な木版画の技術、道具を使いながらデジタル写真を組み合わせ、もう一度版画の原点に戻っていきたいと考えています。版画は元来、宗教の法典を複製し、人々に教えを伝達する為に用いられました。それが後に新聞となり、本となっていきました。このように版画は情報を伝達する手段として用いられた訳ですが、今日において版画を美術に用いる理由とは何なのか。それは複数性や色の出方が表現の魅力でもあるのですが、私にとって版画を用いる最大の理由は「版」の可能性に他ありません。「版」が無ければ、版画にはならない訳ですが、版画の技術的な特異性や、複数性については多少の議論があるものの「版」自体の意義や概念についてはほとんど議論されないままになっています。私は「版」には議論すべき重要な問題や未来への可能性が含まれていると思います。版画と写真には多くの共通性と差異が存在します。写真は１つの版画であるとも言うことが可能ですが、版画は大きさを可変することができません。版画は「版」によって限定され、同時に「版」の上での表現の無限の可能性を与えられます。通常、木版画では彫った部分が余白に、残った部分に色がつきます。私の白黒木版作品では彫った部分は光に、残した部分は影になります。これは写真の露光のようなものです。私は木板に長い時間をかけて（小さい作品で１週間、大きな作品になると２、３週間）イメージを彫っていきます。自らがレンズとなり、対象を時間をかけて「見て」いきます。この作業を通して、視覚的に「見る」ことから認識的に「見る」ことへ移行していきます。これは時に修行のようでもあります。純粋な気持ちを強く求めるあまりに不純な気持ちがどんどんと底から溢れてくるように。私の作品のイメージは不純物で溢れています。ネガを印画紙にプリントするように彫り終わった「版」を紙にバレンで摺っていきます。プレス機ではなく、昔ながらの手摺りにこだわるのはこの方法が一番効率的に均等に圧を紙に与えることができ、摺るという行為が私に「版」というものを一番意識させてくれるからです。私の最近の作品の中には「版」をそのまま作品として提示したものがあります。この作品では初めから「版」を作品として提示することを目的としていたので、あらかじめイメージを反転させず正位置で彫り白や黒のインクで着彩をしました。これは彫ることのマイナスと着彩のプラスの作業によってプラスマイナスゼロの「版」が「版」として純粋に存在しえる位置を探求した作品でした。これ以外にも「版」の可能性を探求する作品案が幾つかあります。この先、私は版画を更に解体し、原点に戻り、再構成することで作品にしていきたいと思っています。今日において、版画を作品とする理由はこれ以外に無いと思っています。世界において、日本の版画＝浮世絵と単純に言われない為にも、もっと真剣に広くそして柔軟に版画の意味を考え直さなければいけない時が来ていると思います。私は版画を通じて世界を見ていきたいと思っています。

【 SOLO Exhibition 】

個展
2002
Infinite Space in Yanaka’s House / 谷中家　東京
2004
The Beginning of a Story / Galley ES　福岡
2006
Woodcuts : Impure Reflections / Perlberg Contemporary Art　ニューヨーク、米国

Contrasts / Corn Exchange Gallery　エジンバラ、英国

Floating World / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ
2007
The world is overflowing with light / CIBONE Gallery　東京
2008
Woodcuts / The Cobra Museum of Modern Art　アムステルフェーン、オランダ
2009
Shots of immanence / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

Echoes through nature / The Daiwa Anglo-Japanese Foundation　ロンドン、英国

Woodcuts : モノクロームの深度　/ INAX Gallery 東京

Natural Incidents / Edinburgh Printmakers Gallery エジンバラ、英国

Solo Projects at TAG Fine Arts / SCOPE Basel バーゼル、スイス

Open Atelier #8109 / Cite Internatinonale des Arts パリ、フランス
2011
Mythologies / ASPN Galerie　ライプツィヒ、ドイツ

The Imaginary / Corn Exchange Gallery エジンバラ、英国
2012
うつろな国のたゆたう風景 / Gallery YUKI-SIS 東京
Beyond Assumption / IN THE GALLEY コペンハーゲン、デンマーク
Open Studio / Pro Artibus タンミサーリ（エケネス）、フィンランド
Miraculous/ ISE Cultural Foundation ニューヨーク、米国
2013
Negative Capability / ASPN Galerie ライプツィヒ、ドイツ
Flux: The Contemporary Woodcut by Katsutoshi Yuasa / Artify Gallery 香港
Listen, Nature Is Full Of Songs And Truth / Saxony retail stores メルボルン、シドニー、オーストラリア
Perfect Sunday / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ

グループ展
2000
みえない展覧会 2000 / パルテノン多摩　多摩中央公園　東京

2000 exhibition / 武蔵野美術大学　東京
2001
第６回群馬青年ビエンナーレ / 群馬県立近代美術館　群馬

過日 / Gallery Pirka　東京

第26回大学版画展 / 町田市立国際版画美術館　東京

Last Paradise / 武蔵野美術大学　東京
2002
卒業制作展 / 武蔵野美術大学　東京
2004
WE ARE all a bit Different / The Chambers Gallery　ロンドン、英国

とよた美術展 04 / 豊田市立美術館　愛知

Interim Show / Royal College of Art　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国
2005
2nd year itch / Café gallery　ロンドン、英国

Show by 4 Japanese Artists / Hockney Gallery at Royal College of Art　ロンドン、英国

Originals 05 / Mall Gallery　ロンドン、英国

The Show 2005 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2005 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

Postgraduate Printmaking in London 2005 / Clifford Chance LLP　ロンドン、英国

Davis Langdon Award 2005 / ロンドン、英国

>hotspots< Within the context of the emerging artists series / Sammlung Essl – Kunsder Gegenwart　ウィーン、オーストリア
2006
Natural Wonders / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

RCA SECRET / Royal College of Art　ロンドン、英国

Open Ateliers 2006 / Rijksakademie van beeldende kunsten　アムステルダム、オランダ
2007
Sea Change / Mark Jason Gallery　ロンドン、英国

エスクァイアデジタル写真賞 06-07 / 東京国際フォーラム　東京

LAAG / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

CREEKSIDE OPEN X2 Selected by Victoria Miro / APT Gallery　ロンドン、英国

Summer Exhibition 2007 / Royal Academy of Arts　ロンドン、英国

KALA ARTISTS ANNUAL FRESH WORK / Kala Gallery　バークレー、米国
2008
Schemer / Galerie 37 Spaarnestad　ハーレム、オランダ

Residency Projects, Part 3 / Kala Art Institute　バークレー、米国

Stop Press: 4 Artist / The Biscuit Factory　ニューキャッスル、英国

FRAIAASJES/VARIATIONS/VARIATIES / Eewal78　レーワルデン、オランダ

10 / Royal College of Art　ロンドン、英国

Christmas Group Show / TAG Fine Art　ロンドン、英国
2009
Beyond the Line / Gaain Gallery ソウル、韓国

Summer Exhibition 2009 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

Open House / BAER Art Center ホフサス、アイスランド

Evolution of Print: Artists of Kala / Oakland Museum at the Oakland International Airport オークランド、米国

Allotment / The Street Gallery in the University College Hospital ロンドン、英国

Manderley John Jones Project Space ロンドン、英国
2010
PRINTMAKING: A Contemporary Perspective / Black Dog Space ロンドン、英国

Summer Exhibition 2010 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

back to the future / Hollander York Gallery トロント、カナダ

PRINTS AROUND the PACIFIC RIM / Carleton College Art Gallery ノースフィールド、米国

Young Masters Revisited presented by the Cynthia Corbett Gallery: Part 2 / The Old Truman Brewery ロンドン、英国
2011
Open Workshop / The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク

Summer Exhibition 2011 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国

International Print Biennale 2011 / Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
2012
East Wing X / The Courtauld Institute of Art ロンドン、英国
Gallery YUKI-SIS オープン記念展 / Gallery YUKI-SIS 東京
Summer Exhibition 2012 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Melting Point –茶の湯とアート、即興舞 / Gallery YUKI-SIS 東京
Statement / Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
Digital Aesthetic3 / PR1 Gallery, University of Central Lancashire ランカシャー、英国
阿波紙と版表現展2012 / 文房堂ギャラリー 東京
うつす展 / 愛知芸術センターギャラリー 愛知
2013
Breeze / MOKSPACE ロンドン、英国
Schöne Landschaft – Bedrohte Natur / Kunsthalle Osnabrück オスナブリュック、ドイツ
Summer Exhibition 2013 / Royal Academy of Arts ロンドン、英国
Esperanto / Bunkamura Box Gallery 東京
東京木版倶楽部 / CfSHE ANNEX Gallery アーツ千代田 東京
Carousel / aspex ポーツマス、英国
造形プロセッシング / アートラボあいち 名古屋

キュレーション
2012
PRINTED MATTER IS A MATTER –印刷か、版画か、それが問題だ- / Gallery YUKI-SIS 東京

アート・フェア
THE LONDON ART FAIR, ISLINGTON　ロンドン、英国
THE LONDON ORIGINAL PRINT FAIR　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair London　ロンドン、英国
The Affordable Art Fair Amsterdam　アムステルダム、オランダ
The Affordable Art Fair New York　ニューヨーク、米国
PULSE NEW YORK　ニューヨーク、米国
PREVIEW BERLIN The Emerging Art Fair　ベルリン、ドイツ
PRINTBASEL　バーゼル、スイス
SCOPE BASEL　バーゼル、スイス
VOLTA BASEL　バーゼル、スイス
ART CHICAGO　シカゴ、米国
ART COLOGNE　コローニャ、ドイツ
Multiplied Contemporary Editions Fair at Christie’s　ロンドン、英国

主な作品収蔵先
Bouwfonds オランダ
Calyon corporate and investment bank 英国
Cleveland Museum of Art 米国
Clifford Chance LLP 英国、フランス
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Royal College of Art 英国
Victoria&Albert Museum 英国