AFAF AWARD powered by E.SUN BANK|入選作品 審査講評

2025.08.21

このたび「AFAF AWARD powered by E.SUN BANK」では、入選者に対する審査講評を公開いたしました。
審査員それぞれの視点から寄せられたコメントを通じて、入選作品の魅力と評価ポイントをご覧いただけます。

 

【審査員全体講評】
◆AFAF AWARD

李玉玲 (台湾 アジア大学附属現代美術館館長, 前高雄市立美術館館長)
アートフェアアジア福岡の特別企画として今回初開催となったAFAF AWARDは、非常に短い募集期間にもかかわらず300点を超える応募作品を集め、その発信力の広がりは大変注目に値します。
応募者は日本(特に福岡に関わる作家)や台湾を中心に、少数ですが欧米、アジア、東南アジア地域からも応募があり、領域や作品のスタイル、テーマにおいて多様性が見られました。
一方、商業的なアートマーケットへの展開が前提とされているためか、応募作品の多くは絵画や平面作品に集中し、テーマも個人的な生活感覚や内面的な感情表現、また、特定の素材に対する技術的探求が目立ちました。現代アートにおいて広く見られる歴史的探究や社会的・政治的課題を扱った作品は比較的少なかったように感じます。
しかしながら、アートフェアアジア福岡のプロモーション・プラットフォームという観点から見ると、第一回AFAF AWARDの開催は十分に意義深いものであると考えられます。今後、国際公募展としての専門的な方向性がさらに明確化され、発展していくことを期待しています。

岩永悦子 (福岡市美術館, 福岡アジア美術館 館長)
本アワードには350名近くの応募があったということから、応募者の創作への熱と、台湾への深い関心を感じた。(後略)

(c)Shino Chikura

結城 円 (九州大学 大学院芸術工学研究院 准教授)
現代美術の分野で国際的に活躍するためには、日常・私が起点となりつつも、「私」だけに留まらない、現代社会に目を向けたコンセプトが必要ではないかと思う。その中で現代社会をアートの分野から考察する際、AI生成画像が普及し始めている現代において、写真を使った作品の重要性は増しているのではないかと考えている。そのため、今回は現代社会を見る視点とメディアの使い方に着目した上で、作品を展示するということを念頭に作品を選出した。

 

◆AFAF AWARD登竜門

Photo:Tadayuki Minamoto

宮津 大輔 (AFAF2025 スペシャルアドバイザー, アートコレクター, 横浜美術大学教授)
学生からベテランまで、国や地域、年齢を問わず幅広い応募があったことは非常に喜ばしい。
また、多様性の時代を反映してか、様々なテーマのみならず、多種多様な技法・材料による作品が集まり、審査をしていて大変興味深かった。
そして、どの作品も自分らしさを追求しながらも、普遍的な価値を探るべく奮励した後が見てとれた。
「登竜門」は、はじまりに過ぎず、これからの長い道のりを歩むべく、応募されたアーティストの方全員の絶え間ない今後の研鑽と大いなる活躍を期待したい。

山本豊津 (株式会社東京画廊 代表取締役社長)
まず数百点の作品の応募があっただけでも大成功です。その中から数点を選ぶのは至難のことでした。全体講評に替えて次のコメントを述べさせて下さい。現代社会において、最も付加価値が高い商品はアート作品です。だから金融機関がアーティストを支援するのは資本主義社会では真っ当な姿です。AFAFのAWARDに台湾の玉山銀行が協賛すると聞き、しかもアーティストのギャラリーマッチングをサポートする目的があると知り審査員を引き受けました。

川田 泰 (川田画廊 代表取締役, 一般社団法人 神戸芸術振興協会 理事)
国内外、特にアジア圏から若手からベテランまで幅広い層より、多彩で優れた作品をご応募いただきました。全体の完成度は高く、展示空間での物語性や視覚的インパクトも豊かです。アーティストのポテンシャルや成長性を探るには、背景や経歴も参考にしますが、何よりも作品自体に重きをおき審査いたしました。

黄姍姍 (Jut Art Museum(忠泰美術館)館長)
今回の公募展にはアジア各地から多くの応募が集まり、作品のテーマや形式が多彩なだけでなく、幅広い表現技術や手法が見受けられました。とりわけ、精緻な伝統工芸の技術を現代アートへと昇華させた試みは、大きな注目に値します。なかでも強く印象に残ったのは、現代のデジタル技術が人間の感覚に及ぼす影響を探究する作品群です。これらの表現は現代人が直面する社会や葛藤を鮮やかに映し出しており、今後さらに探究と発展を重ねていく可能性を示しています。
総じて、応募者全体のレベルが非常に高く、アジアの現代アート界に潜在する可能性を改めて印象づける内容であったと感じます。

森田 俊一郎 (ギャラリーモリタ 代表, 一般社団法人アートフェアアジア福岡 理事)
アートフェアにおける公募展において重要なことはアート市場を支えるギャラリーとの繋がりを図れることです。それは”アートヒストリー”を認識することであるとわたしは考えます。そうした中で各応募作家がこれまで以上にコンセプトを意識し、なかなか見応えのある作品がいくつかありました。今後も深い哲学、同時代性や革新的なメッセージを内に秘めた作品を私は常に待ち望んでいます。

 

【入選者への講評】
◆AFAF AWARD
出口 雄樹 @yuki_ideguchi
[審査員]阿部 和宣
以前から注目していましたので、今回応募していただいたことを嬉しく思います。確かな技術と、美術史の知識に裏付けされた作品の完成度。長い海外経験の中で確立されたであろうアーティストとしてのコンセプト。現代に生きるものが持ち得る時代性とオリジナリティ溢れるストーリー性。現代アートに必要とされる要素に満ちた作品世界を確立していると感じました。今回の3点は、アポロ計画を舞台に宇宙飛行をテーマに描かれていますが、連作でありながら、1点1点で完結された作品にもなっていて、そこには現代性、伝統美を重んじる作家性、自身の夢やメッセージがしっかり込められていて、魅力あふれる作品となっていると感じました。

おれちょ本多 @orechostudio
[審査員] 玉山銀行
芸術家は「視点によって創造される現実世界」を核心理念とし、独自の絵画技法と美的感覚を発展させています。彼はホログラム素材と絵画を巧みに融合させ、鑑賞者の視点の移動によってまったく異なる動的な視覚効果を生み出しています。素材そのものを「視点」を表現する道具へと昇華させるこの革新的な手法は、伝統的な絵画の二次元的な平面性を突破し、作品に強いインタラクティブ性と生命力を与えています。
作品に描かれているハナミズキでは、一部の領域にホログラム素材本来の虹色の輝きを意図的に残し、もう一部には不透明な絵具や刻み痕のような特殊な質感を施しています。この処理は、現実の多層的な側面をも映し出しています。静的な花と動的な光影を通じて、魅力的な美と巧みさを示すと同時に、鑑賞者に「どの視点を選ぶことで自分の現実を形づくるのか」を深く問いかけています。この「多視点」の表現は遊び心に満ち、強い印象を残します。
芸術家はすでに鮮烈な個性をもった絵画表現を確立しており、普遍的な哲学的テーマと強烈な視覚効果によって、高い国際的な発展の可能性を備えています。どの時代、どの国、どの文化的背景に生きる人であっても、この美しい作品に共鳴し、思索を促されることでしょう。私たちはその点を高く評価します。

チョン・ユギョン @jong_yugyong
[審査員] 岩永悦子
チョン・ユギョンは、在日コリアン三世として、日本で生まれ育ち、今は福岡に暮らす作家である。日本では選挙権のない彼にとって、アートは社会に対して発言する手段のひとつである。彼の作品は韓半島と日本の歴史やそこに生まれる感情、それを俯瞰する思考によって隙なく構成され、鑑賞者の読み解き=コミットメントを強く求める。鑑賞する側は、日本にいても韓国にいても感じ取ってしまう、彼の違和感とそれへの考察に、対峙することになる。対峙する/させる作品を生み出してきた彼が「台湾」というもう一つの場を得た時に、どのような表現に至るのか、ということに大変興味がある。第3の場所からの視点は、彼の作品をより深くするだろう。

西野萌黄 @iino_ovoii_work
[審査員]李玉玲
26歳という若さで挑んだ西野萌黄さんの出品作は、デジタルや映像、3Dなど多彩な技法を取り入れ、舞台空間を思わせる大規模なインスタレーションとして展開されています。スケールの大きさと緻密な構成が重なり、鑑賞者に強烈な印象を与えます。
2022年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業した西野は、若い女性アーティストとして学びの枠にとらわれず、一見すると現代アートからは距離のある仏教やヒンドゥー教等の宗教的テーマに注目して活動を続けてきました。自分なりの映像表現や解釈で創作を続けています。短いキャリアで既にいくつものシリーズを発表し各種のアワード受賞による注目も集めている状況に、創作力と意欲の高さがうかがえます。
とりわけ今回の出展作品においては、阿修羅の娘や阿修羅、帝釈天といった神話の人物の戦いをテーマに、視覚的にも緊張感に満ちた場面が構成される中、現代社会の混乱を和らげる希望として「慈悲」というテーマを提示し、鑑賞者に深い思索を促します。

宮崎さくら @babynagasaki
[審査員]結城 円
同時代性としての現在を過去と未来との対峙でどのようにとらえるのかという、現代美術のコンテンポラリーの部分をコンセプト化し、写真(とくにアーカイブでの写真)を利用して作品化している点を評価した。クィアな日系アメリカ人移民の視点は、「私」に関わる歴史からスタートしているが、「私」に留まることなく、現代社会の問題として捉えられ、鑑賞者に考える余地を与えている点も評価できる。また、ミックスドメディアの作品であるため、展示した際にどのような効果があるのかも興味をひかれた。今回提出されている作品には写真やアーカイブを中心に扱ったものは含まれていないが、最終展示ではアーカイブ写真を取り扱った作品が見られることを期待している。

◆AFAF AWARD 登竜門
雨宮正俊 @masatoshi_amemiya
[審査員]宮津 大輔
木炭のような効果を醸すミニマルな表現に、堅固なテーマ設定や対象への鋭い眼差し、更には突出した画力が加わり、静かな狂気を孕んだ独自の作品世界を生んでいる。

石井佑宇馬 @ishiiyuma_
[審査員]黄姍姍
日本の伝統工芸である友禅の糊染め技法を用い、染色の過程で自然に「浮かび上がる」世界に自身の美意識と感性を重ねています。作品は空間インスタレーションとして展開され、強い視覚的なインパクトを放ち、豊かな色彩の層が高度な技術力を示します。伝統工芸を現代アートへと的確に昇華し、一貫したテーマを持って創作を続けている点が、選出の大きな理由です。

井上 康 @yasushiinoue_nagogama
[審査員]山本豊津
井上さんの作品「紅の街」を見て真っ先に思い浮んだのは、福岡アジア美術館が所蔵するタイのモンティエン・ブンマ(1953-2000)が制作した作品「喜捨」(1992)です。壺のような形を乱雑に積み重ねた「紅の街」は、托鉢の器を整然と並べた「喜捨」とは対称的ですが、立体的で複雑な現代都市を彷彿させ良かったです。また「コエノカタチ」は壺からこぼれる様を表わす形がユーモラスですが、気味悪いネガティブなイメージもありアジア的な匂いを漂わせています。 日本を含む亜熱帯のアジアの古美術には、自然と融合する生活の匂いがあり、井上さんの現代陶芸の作品にも同じ匂を聞きとれました。

柏倉 風馬 @fuma_kashiwagura
[審査員]黄姍姍
身体を客観的に見つめ、切り取られた身体が「障害」の象徴として描かれています。部分的に抽出された身体は、自由と障害という相反する要素を併せ持ち、人間の思考や行為に潜む「不自由さ」を照らし出しています。その視点は、テクノロジーによって身体が拡張されながらも、過度な依存によって感覚を失っていく現代人の姿と重なります。冷静で距離を感じさせる画面は、機械的な視線を思わせつつ、人間に避けがたく内在する衰退や欠落をも映し出しています。作品世界の一貫性も際立っており、今後のさらなる展開に期待しています。

KUMO @kumo.works / @yukimorita.wakaruyo / @ryudaimisawa.works
[審査員]宮津 大輔,山本豊津
先のドクメンタ以来、世はアーティスト・コレクティブ全盛時代を迎えているが、彼らの先端技術と創造性による乗算的な相乗効果に期待したい。(宮津 大輔)

古賀雄大 @shimesaba7113
[審査員]宮津 大輔
所謂「日本画」の技法・材料によるオーソドックスな人物画でありながら、描かれる側の息遣いや内面性と、描く側の観察眼や筆勢が共鳴し独特の雰囲気を醸している。

佐野翠 @aqr222
[審査員]山本豊津,黄姍姍
3Dプリンターを用いて都市の街並みや技術を凝縮し、デジタル時代を生きる「ネイティブ」の意識を体現しています。その作品には、現実世界とネット空間が交錯する現代の感覚が色濃く反映されています。領土や場所、地下資源、価値といった大きなテーマと、それに影響を受ける個人の関わりを問いかけ、素材や空間が人間の感覚や内面をいかに形づくるかを示しています。観る者に「境界」や「所有」とは何かを考えさせ、AI時代に人類が直面せざるを得ない課題を考えさせられます。(黄姍姍)

城間雄一 @shi_take1234
[審査員]川田 泰
油彩を主体とし、精緻な筆致と独特の世界観をあわせ持つ作品群は、絵画が持つ可能性を力強く提示しています。細部に宿る緊張感と大胆な構図のバランスは、作家の高い技術力と豊かな感性を物語ります。常に表現を探究し、新たな試みに柔軟に挑む姿勢は、作品に深みと変化をもたらし、観る者の心に長く残る余韻を生み出します。今後もその創造力と表現力をさらに高め、国内外での活躍が大いに期待される注目のアーティストです。

SHINTAROIWASA @shintaro_iwasa_
[審査員]川田 泰
現代アートの世界に転じたその創作は、素材や視覚的要素への独自の感性が際立ち、表現の転換・昇華への強い探究心を感じさせます。展覧会の開催では、空間全体を含めた構成力と情緒的な時間の演出が印象的で、鑑賞者を豊かな内的世界へと誘います。技術と詩情の融合、そして柔軟な変化への対応力が作品から窺え、近未来的な展開が大いに期待されるアーティストです。

鈴木康太 @suzukikota.art
[審査員]黄姍姍
現実とデジタルの世界を行き来するような作品です。コンピュータの画像データをテキストデータに変換する過程で生じる「エラー」を積極的に取り込み、作品の中心に据えています。偶発的に生まれる「エラー」に、箔や鉱物顔料などの物質的な素材を組み合わせることで、無機的なデータに有機的な質感を与えています。その過程は、データの世界と現実世界の境界を詩的に描き出し、現代の生のあり方を象徴的に映し出します。

竹田 恵子 @keikotakedaart
[審査員]森田 俊一郎
竹田恵子の画面に漂う水彩画のような淡い薄塗りの浮遊感。と同時に、ある種の沈んだ緊張感さえ感じさせてくれる。豊かな色彩感覚と間合い、垣間見える憂鬱な時間が妙に整合する組み合わせが面白い。

張芸家 @chia_s_art
[審査員]阿部 和宣
まずは作品のテーマ、コンセプトがとても魅力的だと感じました。これは実際に見た風景を描いてるのでしょうか?人類と自然の未来の姿を描いてるのでしょうか?描かれている世界に人間は存在しているのか。遺構に侵食する自然、植物が、とても柔らかい光に満ちた、優しい生命力を感じさせます。画面全体を包み込むような淡い色合いの画風を、どのような素材と技術で作り上げているのか、実物を見たくなりました。

張琤愉
[審査員]阿部 和宣
非常に繊細な細い線に技術の高さを感じました。精緻に描かれた植物の中に確かに息づく小さな命。作家本人がそこに向ける優しい愛情に満ちた視線が表れています。技術を生かすモチーフ選びと構図、色彩と、完成度の高い作品だと思いました。

床井恵音 @keito._.to
[審査員]森田 俊一郎
床井恵音の鮮やかな色彩のコントラストと静物たちの存在感が際立っている。潔い配色のセンスは独創的である。 過去の偉人たちの影響を秘めたシュールな魅力は、時間をコラージュしたかのような物語を感じさせる。

萩原睦 @mutsumi_hagiwara
[審査員]川田 泰
ガラスを通して世界の記憶を留める彼女の作品は、繊細な造形と詩情あふれる視覚性をあわせ持ち、まるで時間の結晶を手にするような感覚を鑑賞者に与えます。制作と研究を両立しつつ、国内外の展覧会に積極的に参加する姿勢は、作品の奥行きと将来性をさらに際立たせています。素材への深い敬意と絶え間ない表現探求が生み出すその創造世界は、今後ますます多くの人々の心に響き、記憶に刻まれていくことでしょう。

初英佳 @hatsu_ayaka
[審査員]森田 俊一郎
初英佳の洗練された色彩感覚が面白いと思った。配色や余白、作為を持ちながらも無作為とする解放感が心地よい。おそらく日常に触れる事象との詩的な関係を常に意図しているのだろう。ステートメントのメッセージに感心した。

遥人 @haruto_7504
[審査員]山本豊津
私が20才のとき、ある雑誌でアンディウォーホールの「電気椅子」(1967-68)の作品を見て、本物のアートには必ず死の影があると教えられました。21才の遥人さんの電気椅子を使った表現に共感して選びました。合法化された暴力を象徴する電気椅子を巷に持ち出す行為は、ポジティブなヴァンダリズムと言えるでしょう。死刑室にある電気椅子のネガティブなイメージを反転させる表現は現代アートにかなっています。歴史に少し手を加え、観ることは考えることだと気がつかせるのがアートの創造性だと思っています。背景に選んだ場所の理由を、実作を観て考えられるのを楽しみにしています。

藤原收望 @fujiwara_1222
[審査員]阿部 和宣
気になってしょうがなかったと言うのが正直な所。このアーティストの脳内にはどんな世界があるのか、何が見えているのか。常人には計り知れないものがあるのではと感じました。技術的な所は実物を見てみないとわかりませんが、この本能的で圧倒的な個性を放つ世界観から今後どんな作品が生まれてくるのか、見てみたいと思いました。

山室淳平 @jumpeiyamamuro
[審査員]阿部 和宣,宮津 大輔
古典山水を現代絵画に置き換え、ポップなタッチと色彩で現代空間に再現させる作風は、同時代に生きる多くの人たちに受け入れられるだろう。制作を続け、作品の質を維持させるために、1日1本の線でも描くと言うアーティストの姿勢に、確かな将来も感じます。(阿部 和宣)
日本的な風景画のパースペクティブや作法と、ヒップホップやグラフィティのカルチャーが高いレベルで融合している。(宮津 大輔)

安可 ANCO @anco_ceramics
[審査員]川田 泰
台湾を拠点に、独特の陶芸表現を展開されています。シンプルながら力強い造形と質感へのこだわりが伝わり、作品そのものが語りかけてくるような存在感があります。展覧会やイベントへの積極的な参加姿勢も伺え、実践と創作を両輪とした活動が評価に値します。素材と向き合いながら、現代の生活と深く結びついた表現を追求する姿勢は非常に魅力的で、今後も多くの共感と支持を得て、活躍の幅を広げていくことが大いに期待されます。

林靖格 @grid.atelier
[審査員]山本豊津,黄姍姍
台湾の伝統的な竹編技術をベースに、現代的な記号や文化的象徴を組み合わせ、多様な意味を持つ空間インスタレーションを制作しているアーティストです。
台湾の伝統的な竹編み技術を用い、現代の多様な記号や文化的象徴と組み合わせることで、自然生態と文化精神の融合を表現しています。小型の壁掛け作品から大型の空間インスタレーションに至るまで、多様なニーズに応じた空間表現を創り出しており、その創作には開放性や柔軟性が見られ、台湾文化における包容と共生を象徴しています。現代アートの多様な可能性を示しており、今後さらに幅広い発展を遂げることを期待します。(黄姍姍)

 

審査員から寄せられた言葉が、入選者の皆様の今後の創作活動に少しでもお役立ていただければ幸いです。
改めまして、多くの皆様からのご応募に心より御礼申し上げます。

 

【展示情報】
入選作品は、2025年9月26日(金)から28日(日)にマリンメッセ福岡B館で開催される「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025」の会場にて展示されます。

名称:ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025
会期:2025年9月26日(金)〜9月28日(日) *9月25日(木)はVIP View
会場:マリンメッセ福岡B館( 〒812-0031 福岡県福岡市博多区沖浜町2-1)
主催:一般社団法人アートフェアアジア福岡
共催:福岡市、一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
チケット好評発売中、詳細はこちらから!