SECTION:
Collaboration

sponge

画家の田中千智とアートプランナーの齋藤一樹が2016年8月に設立、九州・福岡を拠点に「アートと場作り」をテーマに活動しています。福岡も例外ではありませんが、地方を拠点に活動するアーティストは作家活動を持続していくために、たくさんのハンデを強いられていきました。都市部に比較すると少ない展示機会、アートコミュティの限定性、アート市場へのアクセス制約、地域理解とサポート不足などなど問題はまだまだ山積です。ただアーティストはそんな中でも環境を整え、独自の視点やアイデンティティーを持ち、制作に励んでいます。
spongeでは商業施設・百貨店での展示企画をはじめ、ホテル・企業オフィス・個人宅へのアートコーディネートを行い、またこれまで現代アートと関わりがなかった企業へのプロジェクト提案などを行ない、地方を拠点に活動する同世代のアーティストが活躍できる新たな場づくり、アーティストの持つ力によって、豊かな感性を大切にできる社会を目指して活動しています。

ARTIST
儀間 朝龍(沖縄)
田中 千智(福岡)
松延 総司(熊本/滋賀)
光武 美沙希(熊本)
宮城 壮一郎(宮崎)

Address

〒812-0017 福岡県福岡市博多区美野島1-17-5 寿ビル51号室

Tel 090-6178-9180
Email info@sponge.work

Artists

宮城 壮一郎

光武 美沙希

松延 総司

儀間 朝龍

田中 千智

Artworks

Contact

宮城 壮一郎

gaze

2023

Painting

H70 × W50 × D3.8 cm

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

Artist Profile

1979年宮崎生まれ。現在、宮崎県を拠点に活動する漆工作家。沖縄、香川、漆産地で経験を積んだ後、宮崎にて独立。伝統的な技法に現代的な要素を融合させた、従来の漆のイメージを覆す表現で制作を行っている。また漆工品の修理や文化財の修復も手掛けるなど、高度な技術も要している。漆工芸品特有の経年で生じる変化も、作品の要素として取り入れ、ただの物理的な変化ではなく、それを通じて得られる洞察や教訓など、多層的な問いを鑑賞者に投げかけている。作品の所有者はいつの間にか、この検証プログラムに参加していることになる。立体・平面作品問わず、表現領域も多岐にわたり、国内外の美術館、ギャラリーにて展覧会を行い、ホテルや公共空間にも、コミッションで作品を納めている。

【 SOLO Exhibition 】

2013年「宮城壮一郎 -乾漆- 」宮崎県立美術館(宮崎)
2015年「ATTRACTANT soichiromiyashiro」福岡PARCO Citruss(福岡)
2017年「宮城壮一郎 漆工展」TAKETA ART CULTURE(大分)
2017年「宮城壮一郎 重ねる仕事」Graphpaper(東京)
2018年「宮城壮一郎 漆工展」la kagu(東京)
2019年「宮城壮一郎 個展」blumo(福岡)

【 Group Exhibition 】

2013年「九州アート全員集合」熊本市現代美術館(熊本)
2016年「UNIVERSAL VIEW」CURATORS CUBE(東京)
2017年「次世代展」九州国立博物館(福岡)
2017年「individualize 島嵜清史 / 宮城壮一郎」GALLERYINDIVIDUAL(宮崎)
2020年「GraphpaperKyotoOpening」GraphpaperKyoto(京都)
2021年「国本泰英 / 杉山卓朗 / 宮城壮一郎 設定と接点」3331arts chiyoda/niifinearts(東京)
2022年「国本泰英 / 杉山卓朗 / 宮城壮一郎 設定と接点」GalleryCONTAINER(福岡)

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

光武 美沙希

思い当たる節

2022

Painting

H27.3 × W27.3 cm

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

Artist Profile

1991年 長崎県佐世保市生まれ、熊本市在住。2014年 崇城大学芸術学部美術学科洋画コースを卒業。以降、熊本を拠点に制作活動を行っている。一貫して自画像の「みっちゃん」を描き続けている。日常の些細な出来事に焦点を当て、それを「みっちゃん」という存在を通じて再解釈するという、独特なアプローチがとても魅力的である。「みっちゃん」は、観察者としての役割を果たしていて、日常の見過ごされがちな瞬間を再発見させ、鑑賞者に新しい視点を提供している。私たちが見過ごしている小さな瞬間や、日常の背後に隠された意義がおのずと浮かび上がってくる絵画である。

【 SOLO Exhibition 】

2017 年「みっちゃん展」でんでん舎 (熊本)
2019 年 「tone」RESTERS BED&CO. (熊本)
2020 年 「陽のあたる場所」 雲仙九州ホテル (熊本)
2021 年 「わたしの、あなたの日常」COCOWALK (長崎)

【 Group Exhibition 】

2018 年 「アートパレード パレード」熊本市現代美術館 GIII(熊本 )
2021年 「Kyushu New Art」 博多阪急 (福岡 )
2022年「パルコ感覚」福岡 PARCO(福岡)
2023 年 「第 19 回世界絵画大賞展 特別展示」(東京都美術館 / 東京 )
2024 年 「ピックアップ・アーティスツ!!” 森 英顕 アートワークス : アートレイバーアライブ !!” スピンオフ展」熊本市現代美術館 (熊本 )

【 Award 】

2017年 第28 回熊本市民美術展 熊本アートパレード「未来のおみやげ」熊本市現代美術館賞
2022年 第 18 回世界絵画大賞展 優秀賞

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

松延 総司

Pattern of Dark #5 (Cube)

2019

Other

H600 × W440 × D390 cm

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

Artist Profile

1988年熊本県生まれ、現在、滋賀県在住。2008年京都嵯峨芸術大学短期大学部卒業。
2023年ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修。

 「線」「影」「無意識」「地」など捉えどころのない事物を主題とし、それらがどのように存在しているのか、その法則や特性などを抽出/再構築するような作品を制作している。
 「Pattern of Dark」は手書きのドローイングをスキャニングして、パソコン上で組み合わせたユニットを複製し、出力された壁紙となる。それが反復されることで、巨大な絵画作品が現れ、鑑賞者に未知の視覚体験を提供している。

【 SOLO Exhibition 】

2019年「See the Shades」HAGIWARA PROJECTS(東京)
2020年「ねじれたネイチャー」大見新村(京都)
2021年「Ghost of Copy」The Container(東京)
2023年「雪の上にのびる道」札幌文化芸術交流センターSCARTS(札幌)
    *アレクサンドル・カトーとの共同制作

【 Group Exhibition 】

2021年「Soft Territory かかわりのあわい」滋賀県立美術館(滋賀)
2021年「Ende Neu」KINDL-Zentrum fürzeitgenössische Kunst(ベルリン、ドイツ)
2022年「石と植物」滋賀県立美術館(滋賀)
2024年「VOCA展2024 現代美術の展望」上野の森美術館(東京)
2024年「not a house」MBL Architectes(パリ)

【 Award 】

2020年 2019年度平和堂財団芸術奨励賞(美術部門)

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

儀間 朝龍

POP COLLAGE WEAPON

2022

Other

H19.5 × W32 × D2 cm

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

Artist Profile

1976 年生まれ、沖縄県出身。名古屋芸術大学美術学部を卒業。「流通」と「消費」をコンセプトに「POP COLLAGE 」シリーズを発表する。モチーフは主に儀間の周りにあるアメリカンカルチャーや沖縄関連の物。ダンボールで届いた物を SIMPLE PAPER MADE で出来た紙を素材に再現するという方法で制作を行っている。近年はダンボールを使って「POP」をテーマに制作を行い、作品を通して見る人の視野の広がりを生み出す試みをしている。県内外、アジアでの個展、グループ展の開催、企業とのコラボレーションや子ども・学生に向けたワークショップも多数実施。

【 SOLO Exhibition 】

2021年「23 」weareasterisk (香港)
2022年「UP POP」 wandern.(宮崎)
    「adidas とのコラボレーションショー」Rela Zzz Gallery (中国/深圳)
    「 POP OR END 」名古屋芸術大学(名古屋)
2024年「儀間朝龍+rubodan」d&department Okinawa(沖縄)
    「SOME POP 2 」 BEAMS JAPAN B GALLERY(東京)   *10/4-20開催

【 Group Exhibition 】

2022年 儀間朝龍 + 藤代冥砂 二人展 「CITRUS & SUN DANCE 」 roll (東京)
2023年「BAPE®30 周年 ワールドツアー」 BAPE GALLERYTM(中国/北京) 
    「HI FIVE」SHABI workshop (韓国/ソウル)
    「Assemble」新島共同売店 (沖縄)
    「KEEP THE CHANGE ‒ TOKYO Produced by 4BYSIX」Anicoremix Gallery(東京)
2024年「COMPLEX CON Hong Kong 」BAPE GALLERY(香港)

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

田中 千智

眠たい人

2024

Painting

H24.2 × W33.3 cm

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04

Artist Profile

1980年兵庫県生まれ、糸島郡志摩町(現・糸島市)育ち。多摩美術大学卒業後、2006年より福岡を拠点に画家として活動を開始。現在は能古島(福岡市西区)のアトリエで制作を行なっている。近年は国内のほか、韓国・シンガポール・台湾・香港・イギリス・フランスなど海外での展覧会にも出品多数。また書籍の装丁画をはじめ、幅広い活動を行っている。アクリル 絵具を使ったフラットな漆黒の背景に、艶やかな油彩で前景を描くという独自の手法を開拓した田中の作品には、笑みとも怒りともとれる人物の表情、漆黒の中にきらめく風景など、相反する要素が組み合わされ、観る者に強い印象を与え、その想像力をかきたてる。

【 SOLO Exhibition 】

2015年 「はてしない物語」福岡アジア美術館(福岡)
2016年「I am a painter」横浜市民ギャラリー(横浜)
2017年「De l’ombre naît la lumière」Pierre-Yves Caër Gallery(Paris)
2022年「1000のキャンバス」Bunkamura Gallery(東京)
2023年「地平線と道」福岡市美術館(福岡)
    「田中千智 展」福岡三越美術画廊(福岡)

【 Group Exhibition 】

2012年「VOCA展2012―新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京) 
2013年「損保ジャパン美術賞展 FACE2013」損保ジャパン東郷青児美術館(東京)
2014年「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ」福岡アジア美術館(福岡)
2016年「SHE: International Women Artists Exhibition」Long Museum(Shanghai)
2021年「九州洋画Ⅱ:大地の力-Black Spirytus」久留米市美術館(福岡)

【 Award 】

2013年「損保ジャパン美術賞FACE2013 」優秀賞
2019年「西日本文化賞」奨励賞 受賞
2024年「福岡県文化賞」奨励部門 受賞

sponge

Detail
SECTION:
Collaboration
BOOTH:
C04